長期延滞でも借りれる?1回でも長期延滞するともう融資は不可能?延滞にも種類ってあるの?放置すると危険?延滞しても融資を受ける確率の高い方法って何?など、この記事では全ての長期延滞の疑問に答えます。

長期延滞でも借りれるところはどこ?

キャッシングをしたときに返済に困って延滞してしまったことありませんか?

  • 長期延滞でも借りれる所はないの?
  • 1回でも長期延滞するともう融資は不可能?
  • 延滞にも種類ってあるの?放置すると危険?

お金が必要でどうしても借りたい時に金融業者の借金を長期延滞中だったりすると消費者金融機関側もすぐにお金を貸付する事は難しいもの。

延滞してしまったけれど、突然の出費があってお金を借りる必要が出てきてしまった、そんなケースも出てくると思いますが、この場合、消費者金融のキャッシング審査に通過できるのか。

この記事では長期延滞でも借りれる所はないのか調査しています。

危ない長期延滞と安全な長期延滞とは?

長期延滞でも借りれるようにするには、キャッシングやローンを組んで返済しているとどうしても支払えない時があると思いますが正しい対処方法は知っておかないといけません。

お金を借りる対策法

安全な延滞とは

安全というと語弊がありますが最も程度の軽い延滞とは支払い忘れや残高不足で決まった返済日に払えなくて、早急に対処した例です。

残高不足で支払いができなかったら、通常その旨を書いたハガキなどが自宅に届きますが、それよりも真っ先に即日支払うのが最もよい手段といえます。

これを可能にするのは必ず引き落とし日を把握して翌日にきちんと確認すること。このようにすれば翌日には確認と支払いをすませることができます。

すぐに返済しても毎月延滞すると危ない

この残高不足による延滞は、1度だけならペナルティなどの問題はありません。ですが連続して何ヶ月も引き落とし不可となる延滞をしてしまった場合は危険です。

確かに即対応することで最悪の事態は免れますが、毎月そうなってしまったら間違いなくお金を借りることが難しくなってきます。

 何度も滞納してしまうと信用情報に掲載されてしまう恐れがあります。そうならないためには引き落とし日と銀行残高は前日までに常に把握しておかなければなりません。

長期延滞でも借りれる主な基準・日数

延滞をしたら真っ先に支払うのは基本なのですが支払いができずに延滞を続けてしまった場合は事故情報として延滞している情報が信用情報に掲載されてしまいます。

大幅な遅延・滞納を起こしたり、強制解約になっていたとすれば、まず審査には通りません。ブラックへの「異動」となってしまうのです。

  • 返済日より61日以上または3ヶ月以上の支払遅延(延滞)があるものまたはあったもの
  • 返済ができなくなり保証契約における保証履行が行われたもの
  • 裁判所が破産を宣告したもの(破産手続開始の決定がされたもの)

    参考:CIC「信用情報開示報告書」

    なお一度事故があると、同じ金融機関は二度と使えない可能性が高いので注意しましょう。

    長期延滞でも借りれるようになるには?

    長期延滞でも借りれるようになるには?延滞してブラックリストに掲載されてしまったらどれぐらいの期間、登録されてしまうのか登録される期間はそれぞれ違います。

    長期延滞すると事故情報として信用情報に掲載されてしまいますがそれぞれの信用情報機関によって、登録される期間は異なります

     JICCCIC全銀協(KSC)
    延滞の有無・発生日延滞解消から1年延滞解消から5年延滞解消から5年
    自己破産5年5年10年
    個人再生5年登録されない10年
    任意整理5年登録されない登録されない
    申込6ヶ月6ヶ月6ヶ月
    契約・借入・返済5年5年5年

    三機関とも、申込に関しては6ヶ月、契約・借入・返済に関しては5年と、すべて保管する期間は同じになっています。

     金融事故の保管期間は、目安として5年~10年です。長期延滞でも借りたいという人は、この期間をあけて申し込みしたほうが良いでしょう。

    ただ長期延滞でも借りれる方法はあります。この事実については後述しますがその為にはお金を借りる方法を変える必要があります。

    更に長期延滞し続けたらいったいどうなるの?

    更に長期延滞を放置し続けたらいったいどうなるか。当然、支払いの督促が届くようになりこれも放置しているとカードローンの場合は強制解約になり全てのカードが使えなくなります。

    更に最終的には手続きが裁判所へ移管し、裁判所から支払いもしくは出頭するように通知が来ます。逃れる術は基本的にありませんし、裁判で勝訴できる可能性もほとんどありません。

    大手消費者金融なら長期延滞でも借りれる?

    一度特定の会社に迷惑をかけていた(借金の延滞や携帯分割の滞納等を行っていた)場合、その会社での借入は非常に難しくなります。

    長期延滞でも借りれるカードローンは?

    その際は、迷わず保証会社の違うカードローン会社で申し込みしましょう。代表的なカードローンの保証会社は以下となります。

    カードローン会社保証会社
    アコム
    アイフルアイフルスラリ
    プロミスプロミスレディース
    SMBCモビット
    三菱UFJ銀行カードローンアコム
    みずほ銀行カードローンオリエントコーポレーション

    保証会社は、銀行カードローンが債務者の貸しっぱぐれのリスクを軽減するため、消費者金融が保証となる制度です。ですので消費者金融には保証会社は存在しません。

    中小消費者金融なら長期延滞でも借りれる?

    中小消費者金融なら長期延滞でも借りれるのか。長期延滞となると大手消費者金融ではまず融資してもらえません。

    中小消費者金融

    しかし中小消費者金融などの街金では、ちょっとお金に困っている人でも融資してもらえる可能性があるのです。

    大手消費者金融では申込書に入力した内容をコンピューターによる自動審査でスコアリング、つまり採点をしています。

    お金を借りるところ大手カードローン中小消費者金融
    審査の特徴最初は自動診断最初から人の手で審査
    審査落ちする人の特徴信用情報に傷がある
    借入件数が多い
    借入総額が年収の3分の1

    街金では独自審査を行っているので、過去に長期延滞の経験ありでも借りれる金融の一つだと言われています。もし、過去に長期延滞がありお金を借りたい人がいるのでしら街金を当たってみるのはいかがでしょうか?

    長期延滞でも借りれるローン会社はどこ?

    長期延滞でも借りれるローン会社はどこ?代表的な優良中小消費者金融として有名なのが以下の中小の街金です。

    消費者金融会社実質年率借入限度額備考
    セントラル4.8%~18.0%100万円セブンATMで使用可能なローンカードあり
    フクホー7.3%~20.0%200万円2chで「神金融」との噂が
    エニー5.0%~20.0%500万円債務整理しても申込可
    サンクスダイレクト7.3%~18.0%300万円年齢上限なし
    令和カード18.0%~20.0%2000万円属性に合わせた多彩なローン
    TRYフィナンシャル/
    ぽちスマくん
    9.85%~18.00%300万円新興・小規模だから積極融資
    マンモスローン7.30%~15.00%2000万円他社借入のおまとめ専門

    これらの口コミを調べてみると大手に落ちたブラックでも借りれたと評判になっています。

    過去の延滞は借りれるが現在進行形の延滞は不可

    一般的な大手サラ金の場合、金融事故があれば審査に通りません。また通ったとしても融資額はとても低いです。

    しかし上記の消費者金融は口コミでもあるように、延滞や滞納などの金融事故があっても審査対象となります。

    つまりブラックの人でも条件に沿えば即日融資でお金を貸してくれる優良消費者金融という事になります。他社で借りることができなかった場合、確かにエニーやアローなどであれば融資を受けられる確率も上がるかもしれません。

     ただし過去の滞納に対しては寛容な中小消費者金融ですが長期延滞中となると審査に通ることはないでしょう。

    長期延滞の人が審査に通るためにやるべきこと

    長期延滞でも借りれるようにするためにはどうすればいいのか。

    お金がない

    支払いをせずに放置しっぱなし(長期延滞中)なのであれば、信用情報機関には延滞情報が残ったまま。ですから普通は他の消費者金融の利用は困難だと言えますが、ヤミ金に手を出すことだけは避けて下さい。

    せっかくこのサイトにたどり着いたのですから、借りれるところや借りれる方法を見つけ出しましょう。

    1. JICC・CIC等の信用情報の記録を開示請求する
    2. 自分が何日遅れているのかを把握する
    3. 3ヶ月を超える前に利息以上の返済をする(約定金額である必要はなし)

    利息以上の入金をしていなければ、次回返済日が過ぎていると自動的に信用情報には登録されています。

     逆に言うと、利息以上の入金をしていれば、簡単にいうと信用情報には延滞はしていないという登録になるのです。

    長期延滞中で延滞分の支払いは無理という人はこの後の項目を読み進めてください。

    長期延滞でも借りれる国の制度とは

    長期延滞でも借りれる国の制度とは。各自治体が低収入所得社世帯、低所得者世帯に対して、生活費などを貸してくれる公的な支援制度もあります。

    国からお金を借りる

    消費者金融や銀行等の金融機関を延滞中であっても借りれるところとは社会福祉協議会です。社会福祉協議会には生活費等のお金に困った時に利用できる便利な制度があり、生活困窮者自立支援制度と言います。

    生活福祉資金貸付制度、緊急小口資金貸付など、名前は違いますがこのような状況に有効です。

    • リストラされて仕事がみつからない
    • 社会に出るのが不安で引きこもっている
    • 失業して家賃を滞納していて、家を追い出されそう

    など、さまざまな困難な中で生活に困窮している人に包括的な支援を行う制度です。

    長期延滞でも借りれる生活困窮者自立支援制度とは

    長期延滞でも借りれる生活困窮者自立支援制度とは総合支援資金の貸付対象となるのは、貸付けを行うことにより自立が見込まれる方で、下記の要件のいずれにも該当する人です。

    1. 離職後、求職の努力を重ねたが再就職できず、自信を失ってひきこもってしまった人
    2. 高齢で体の弱った親と二人暮らしを続けるうちに、地域から孤立してしまった人
    3. 家族の介護のため、時間に余裕はあるが収入の低い仕事に移った人
    4. 配偶者からの暴力を逃れて家を飛び出したが、子供が幼いために就業が難しい人
    5. いじめなどのために学校を中退し引きこもりを続けるうち、社会に出るのが怖くなってしまった人
    6. 家計の管理がうまくできないために、借金の連鎖を止められない人、等々

    引用:暮らしに役立つ情報「政府広報オンライン」

    生活困窮者自立支援制度は、生活全般にわたる包括的な支援を提供する仕組みを整備する為に平成25年に成立し、平成27年4月からスタートしました。

    長期延滞でも借りれるが条件は厳しめ

    長期延滞でも借りれるけれど、申し込み者だけではなく世帯員全ての人の就労、就学状況、収入や負債の状態などを全て明かにする必要があります。

    また、必要に応じて確認もあるので世帯員、全員の承諾をあらかじめ得る必要があります。ですので、もちろん家族に内緒でこっそり借りたいなんてことはできないので注意して下さい。

     ただし条件に当てはまるのであれば、カード会社や老舗消費者金融会社、大手消費者金融でも借りれない場合、生活資金だけでも一時的に借りることも出来ます。

    税金、国保の滞納者であっても、社会福祉協議会や役場の福祉課に電話して相談すれば、必ず親身に相談に乗ってくれるので検討してみてはいかがでしょうか。

    長期延滞でも借りれる闇金は危険

    長期延滞でも借りれるところを探していると、「審査が甘い」「激甘審査します」といった宣伝文句を謳っている金融機関を見かけます。

    もっとも、消費者金融や銀行は、そんな宣伝をするはずがありません。
    そんな文言を見かけたとしたら、まずそこはヤミ金融である可能性が高いと考えてください。

    まともな金融機関は、法律に則った融資を行います。具体的には貸金業法に基づいていますが、この法律では

    1. 申込者の返済能力を事前に調査すること
    2. 申込者の信用情報を確認すること

    が義務付けられています。

    つまり、合法な金融機関が審査無しで融資することはあり得ないのです。また、金融機関自ら審査が甘いということをアピールするのは貸金業法によって制限されています。

    ですから、激甘審査ファイナンスなどと謳っている=そういった指導を無視している、あるいはそもそも貸金業者として届出を行っていないヤミ金ということになってしまうのです。

    安全安心にお金を借りたいのであれば、激甘審査ファイナンスなどと謳っていない所で相談してください。